横浜市都筑区を拠点に外壁塗装・屋根塗装をご提供
アローズ株式会社
本 社 神奈川県横浜市都筑区荏田東4-19-1 シャンヴェール203
東京支店 東京都世田谷区中町4-28-7
外装リフォームで使用する塗料は、ペンキとは違います!紫外線や雨などの外的要因から、建物を長期保護するために改良された、屋根・外壁塗装専用の塗材を使用します。優れた保護機能でお住まいを守ります。
アクリル・ウレタン・シリコン・ラジカル・フッ素系と、屋根・外壁塗装に使用される塗料にはグレードがあります。耐用年数や特徴に違いがあります!
各メーカが様々な塗材を開発しております。アローズでは、信頼できるメーカーの塗料を使用し、正しい手順で高品質な仕上がりをお届けします。
外壁塗装で使用される塗料の3大成分は、顔料・添加剤・合成樹脂です。
■顔料は色付け成分
顔料が入っているものをエナメル塗料、入っていないものをクリヤー塗料といいます。
■添加剤は塗料の品質を安定させ様々な機能を追加する成分
主な目的は、塗料の品質安定・塗装作業の効率化・塗装後の塗料防護です。代表的な添加剤は、塗膜の光沢度を下げる(艶消し)、表面張力の低下を防止(界面活性剤)、たれ防止、乾燥後の気泡跡発生の防止などが挙げられます。
■合成樹脂は耐久性や保護機能を高める成分
合成樹脂は、塗料の耐久性、品質やグレードを決める成分です。アクリル樹脂・ウレタン樹脂・シリコン樹脂・フッ素樹脂の4つに分けられ塗料の品質は大きく異なります。
塗料は、水性と油性に分けられます。簡単に説明すると、水で溶かして使う塗料か、溶剤(シンナー等)で溶かして使う塗料かの違いになります。※水性と言っても、乾燥後は水で溶けません。
1液タイプには、添加剤である硬化剤が既に含まれているので、そのまま使用する事ができます。作業性に優れ、余ってもまた使用できる特徴があります。2液タイプは、主剤と硬化剤を混ぜてから使用します。耐久性・仕上がり面では2液タイプの方が優れていますが、硬化剤と混ぜてしまうとその日のうちに使い切らないと固まってしまいます。
塗料の成分は、乾燥後に残る「塗膜成分」と、塗料が乾き硬くなった後に揮発する「揮発成分」に分けられます。前述にある3大成分は、顔料・添加剤・合成樹脂は、塗膜成分と呼ばれます。そして、塗膜成分を溶かすための水や有機溶剤が揮発成分です。塗料は、屋根や外壁に塗装し時間が経過すると揮発成分が少しずつ蒸発して行きます。完全に乾燥すれば塗膜が完成します。
塗料名 | 特徴 | 耐久性 | |
---|---|---|---|
アクリル系塗料 | アクリル樹脂を主成分とする塗料 | 5~7年 | |
ウレタン系塗料 | ウレタン樹脂を主成分とする塗料 | 8~10年 | |
シリコン系塗料 | アクリルシリコン樹脂を主成分とする塗料 | 10~15年 | |
ラジカル制御型塗料 | アクリル樹脂系塗料やシリコン樹脂系塗料がベースとなる 耐久性・対候性・仕上がり◎ 耐用年数も長く、コストパフォーマンスも良い 次世代塗料として注目! | 12~15年 | |
フッ素系塗料 | フッ素樹脂を主成分とする塗料 耐久性・耐候性・撥水性◎ コスト→高い 一般住宅での普及は遅れている | 15~20年 |
アクリル系塗料は、アクリル樹脂を主成分とし、30年以上前に特に普及した塗料です。当時は発色の良い画期的な塗料として人気を集め普及していきましたが、その後ウレタン系塗料や、シリコン系塗料などの高性能な塗料が開発され、現在外壁塗装としての需要は少ないと言えます。紫外線に弱く耐久性が5~7年と最も低いので、頻繁に塗り替えやメンテナンスが必要となります。一方、カラーバリエーションが豊富で、発色も良く、低コストなので家具や木製建具などのDIY塗料としての人気があります。
ウレタン系塗料は、ウレタン樹脂を主成分とし、10年~15年以上前に普及した塗料です。現在は、シリコン系塗料が外壁塗装の主流となっていますが、リーズナブルで、様々な箇所で使用出来るので現在も多く活用されています。塗膜が柔らかく密着性に優れているので剥がれにくく、鉄部や、木材や塩化ビニール製品の部分補修などにも使用することができる便利な塗料です。
シリコン系塗料は、シリコン樹脂を主成分とし、機能・耐久性・価格、いずれの面でもバランスが良く、外壁塗装にも屋根塗装に多く採用されています。耐用年数は外壁で約10年~15年、屋根で約8~13年と耐久性が高く、美観を長期的に維持することができます。コストパフォーマンスの良さも人気の理由です。
ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)のベースは、アクリル樹脂系塗料やシリコン樹脂系塗料などの従来の塗料です。従来の塗料に特殊な成分を配合することでラジカル塗料になります。2015年より日本ペイント社が「パーフェクトトップ」という商品名で開発・発売したことから始まり、従来の塗料にはない優れた特徴を持ちます。最新技術の次世代塗料として注目を集めています。
フッ素系塗料は、フッ素樹脂を主成分とし、耐久性・耐候性・撥水性に優れています。その耐久性の高さから、頻繁にメンテナンスの出来ないビルや商業施設など大きな建物でよく使用されています。密着性が良く、紫外線にも強く、耐用年数は約15年~20年と断トツですが、その分価格が高いため一般住宅での普及は遅れています。
グレードは、アクリル系塗料<ウレタン系塗料<シリコン系塗料<ラジカル塗料<フッ素系塗料の順に高くなります。
※耐久年数について
メーカによる室内試験上の耐久年数なので、住まいの環境や立地条件等によって異なります。
ラジカル塗料のラジカルとは、塗料に含まれる酸化チタン(白色顔料)に、酸素や水、紫外線が接触することで発生する劣化因子のことを言います。
ラジカルは、塗料に含まれている樹脂や有機顔料など、あらゆる物質を分解してしまい、色褪せやチョーキングと言った塗膜の劣化を引き起こします。
このラジカルの発生を抑制する塗料のことをラジカル塗料と呼んでいます。
■ラジカルを制御してくれるラジカル塗料の成分
ラジカル塗料のベースとなるのは、あくまでアクリル樹脂系塗料やシリコン樹脂系塗料などの従来の塗料です。従来の塗料に特殊な成分を配合することでラジカル塗料になります。
【高耐候酸化チタン】
高耐候酸化チタンには、ラジカルを外へ発生させないラジカルバリアという効力があるため、ラジカルを発生させる酸化チタンを抑制します。
【光安定剤】
光安定剤は、発生してしまったラジカルをキャッチし、ラジカルの活動を抑える効力があります。この2つの役割により劣化しにくく耐候性の高い塗膜の形成が可能となります。
■ラジカル塗料の特徴
ラジカル塗料のグレードは、シリコン塗料とフッ素塗料の中間に位置します。フッ素系塗料より、低価格で高性能です。紫外線や雨風に当たっても、耐久性が高いため、チョーキングの発生が起きにくく、ひび割れや水漏れの発生も抑えられます。つやのある塗膜は、低汚染性に優れ、防藻、防カビ性能が高く美しさを長期的に保ちます。塗料の伸びも良く密着性にも優れ、様々な下地にも塗装ができ、作業性に優れています。
日本の3大塗料メーカーは、「日本ペイント」「エスケー化研」「関西ペイント」の3社が挙げられ、国内シェア9割を誇ります。長い歴史の中で、塗料を開発し続け国内だけでなく、海外でも非常に高く評価されています。
創業は、大正7年とこちらの会社も長い歴史を持ちます。扱う製品は幅広く、業務用から家庭用まで各種塗料の製造・販売を行う総合塗料メーカーです。最も得意とするのは自動車用塗料ですが、ラインナップの広さから、環境や状況に応じた建築用機能性塗料を展開しています。強い塗膜を形成し、外観の美しさを長期的に保つ、シリコン塗料が代表的な塗料です。
▶アローズはリフォームサミット参画店です!
【代表的な塗料】
セラMシリコンⅢ
コスモシリコンⅡ
セラMレタン
アレスダイナミックトップ
アレスダイナミックルーフ
正式名称は「日本ペイント株式会社」と言い、創業は明治14年。130年以上の歴史を誇り、日本の塗料メーカーの中で最も歴史ある会社です。どの製品も品質が高く、カテゴリーを問わず、価格も手ごろと好評です。世界基準で認められた塗料は安心感を持つことが出来ます。2015年には、建築用塗料の常識をくつがえしたラジカル系塗料の「パーフェクトトップ」を販売し、塗装業界からも圧倒的な人気を誇っています。
【代表的な塗料】
ファイン4Fセラミック
パーフェクトトップ
UVプロテクトクリヤー
サーモアイSi
創業は昭和30年。建築仕上塗材国内シェア率ナンバーワンを誇っています。なかでも特殊セラミックを採用・実現した、高耐久性塗料が業界では人気です。塗料品質も良く、コストパフォーマンスにも優れています。環境・快適・健康・安全・安心をテーマとし、新製品の開発にも積極的に取り組んでいます。
【代表的な塗料】
水性セラタイトSi
水性セラミシリコン
クリーンマイルドシリコン
水性弾性セラタイトF
ヤネフレッシュ
クールタイトSi
外壁・屋根塗装で使用する塗料には、様々な種類や特徴があることが分かりました。優れた塗料も、正しい手順と、専門知識のある職人による塗装により、塗料の効果が最大限に発揮出来ます!!アローズでは、高い技術を持った職人よる高品質施工!数多くの実績があります。安心してお任せください。