世田谷区　アパート/マンション

世田谷区　キクエイパレス自由が丘　大規模修繕工事をご紹介いたします。

外壁点検の結果、以下のような経年による劣化が見られました。

屋上防水：汚れの付着
４階ルーフバルコニー防水：防水機能の低下
バルコニー防水：防水機能の低下、排水ドレンの詰まり
庇・笠木防水：ひび割れ、汚れの付着、雨水の侵入
軒天：色褪せ、汚れの付着
外壁：色褪せ、チョーキング、ひび割れ、汚れの付着、旧塗膜の剥離、錆汁汚れの付着
鉄部：色褪せ、錆の発生、旧塗膜の剥離、チョーキング、孔食が見られる
階段・廊下シート：長尺シートの劣化・膨れ、端末シールの劣化
シーリング：硬化・粉化、ひび割れ
手摺格子：ひび割れ、※爆裂の発生
401号室玄関扉：孔食が見られる
クーラースリーブパテ：劣化・欠損
※爆裂とは、コンクリート内部の鉄筋が錆びてしまって、外にむき出しになってしまった状態の事を言います。

高圧洗浄後、外壁の下地の割れや、欠損などの補修を行い、下塗り、中・上塗り（アレスアクアシリコンACⅡ）と塗装いたしました。
アレスアクアシリコンACⅡは、低汚染、高耐候で防かび、坊藻性に優れています。光沢のある仕上がりで建物を保護します。

軒天は、関西ペイントのノキテンコートを使用いたしました。ノキテンコートは、新しく開発された水性無機有機複合樹脂をベースにして、微弾性を持たせるとともに各機能を持たせることに成功した、軒天上・上裏・内部天井の塗替え専用塗料です。

鉄部は、ケレン作業後、専用の錆止めと塗布し、コスモマイルドシリコンⅡ（関西ペイント）にて塗装いたしました。コスモマイルドシリコンⅡは、従来の強溶剤型シリコン樹脂塗料よりも優れた耐汚染性を持ち、美しい仕上がりです。また、防カビ・防藻性にも優れ長期にわたり美観を維持させる事ができます。

屋上、バルコニー防水（４F）は、ケレン作業後、専用プライマー（下塗り材）を塗布し、シーリングにて下地補修を行い、※ウレタン防水通気緩衝工法にて、施工いたしました。新規脱気筒を取り付け完了です。
※通気緩衝工法は通気性を有する緩衝シートを下地に貼り付け、その上にウレタン塗膜防水材を施工する露出歩行用防水工法です。通気緩衝シートは、下地に含まれる水分による防水層のフクレを防ぎ、下地の挙動を緩衝する働きをします。下地が押さえコンクリートなどで、水分が多く含まれていると予測される箇所に適しています。通気緩衝シートによって膨れの原因である下地の水分の逃げ道を作り、脱気筒によって排出ができるからです。

バルコニー防水は、排水ドレンの詰まりを除去し、ケレン作業後、下地処理を施しました。
専用プライマー（下塗り材）を塗布し、シーリングにて下地補修を行い、ウレタン防水にて施工いたしました。

庇・笠木・花台も、ケレン作業後、下地処理を施し、専用プライマー（下塗り材）を塗布。
シーリングにて下地補修を行い、ウレタン防水にて施工いたしました。

ウレタン防水はウレタン防水の樹脂材を下地に直接塗り、さらにウレタン樹脂材を一定の厚さになるまで塗り重ね、最後に仕上げのトップコートを施して完了となる工法です。

階段廊下は、既存長尺シート・ノンスリップ金物を撤去し、カチオン左官にて下地処理を行い、階段はタキステップ6W、廊下・躍場はタキロンRAにて施工いたしました。その後、端末シールを打ち替え、ササラ・巾木・側溝にウレタン防水を施しました。

シーリングは、既存シーリング材を撤去し、専用プライマー（下塗材）を塗布し、シーリング材を打ち替えました。

世田谷区キクエイパレス自由が丘　大規模修繕工事は約45日の工期で建物全体が美しくよみがえりました。また何か気になる箇所がございましたら、お気軽にお問い合わせください。この度はありがとうございました。